ほっ‐と
[副](スル) 1 大きく息を吐くさま。ためいきをつくさま。「—息を吐く」 2 緊張がとけて、安心するさま。「—胸をなでおろす」「大役を終えて—した」 3 持て余して嫌けがさすさま。「こっちの釜...
ほっとう‐にん【発頭人】
先に立って物事を企てた人。張本人。「喧嘩をするたびごとに…私が—にさせられた」〈犀星・幼年時代〉
ほっ‐ぺ【頰っぺ】
ほっぺたをいう幼児語。「リンゴのような赤い—」
ほや【海鞘】
尾索綱ホヤ目の原索動物の総称。海産で汽水にも生息し、単体、または群体をつくる。単体のものは球形ないし卵形で、岩や海草に固着。体は被嚢(ひのう)で覆われ、入水孔と出水孔とが開く。幼生はオタマジャク...
ほろ‐がや【母衣蚊帳/幌蚊帳】
竹や針金などを骨にし、ほろのように作った幼児用の小さな蚊帳。《季 夏》「むら雨や—の子に風とどく/一茶」
ホーエンシュバンガウ‐じょう【ホーエンシュバンガウ城】
《Schloß Hohenschwangau》ドイツ南部、バイエルン州の都市フュッセンの近郊にある城。バイエルン王マクシミリアン2世が、12世紀に建造された古城を改築。のちにノイシュバンシュタイ...
ぼう【坊】
[名] 1 ㋐僧の住居。僧房。房。転じて、僧侶。「師の—」 ㋑寺社が信者のために設けた宿泊所。宿坊。 2 幼い男の子に対する愛称。また、その自称。「—をつれて散歩に行く」 3 奈良・平安時代の...
ぼうず‐かむろ【坊主禿】
江戸時代、遊女に使われていた幼いかむろ(かぶろ)。前髪と両耳のあたりだけ毛を残した芥子(けし)坊主にしていたところからいう。
ぼう‐ふら【孑孒/孑孑/棒振】
蚊の幼虫。水中にすみ、体は短い棒状で、くねくねと運動し浮き沈みする。ぼうふり。《季 夏》
ぼう‐や【坊や】
《「や」は接尾語》 1 幼い男の子を親しんでいう語。江戸時代は男女両方に用いた。 2 世なれていない若い男を親しんで、または軽んじていう語。「いつまでたっても—で困る」