いねねくい‐はむし【稲根喰葉虫】
ハムシ科の甲虫。体長6ミリほど。全体に緑褐色で金属光沢がある。触角は長く、翅(はね)にすじがある。幼虫は稲の根を食害する。ねくいはむし。
い‐の‐しし【猪】
《「猪(い)の獣(しし)」の意で、「しし」は食肉用のけものをいう》偶蹄(ぐうてい)目イノシシ科の哺乳類。体長約1.4メートルで、首が短く、背面に黒褐色の剛毛がある。雄は犬歯が発達している。夜行性...
いぼた‐が【水蝋蛾】
イボタガ科のガ。翅(はね)は開張8〜12センチ、黒褐色で多数の波状紋がある。早春現れる。幼虫は、いぼたのむし。
いぼた‐の‐むし【水蝋の虫】
1 イボタガの幼虫。芋虫状で、体長は終齢で約8センチにもなる。頭部に黒い角(つの)があり、背は青白色。イボタノキ・モクセイなどの葉を食べる。古く肺結核・疳(かん)の薬とされた。 2 イボタロウム...
いぼた‐ろう【水蝋蝋/虫白蝋】
イボタノキに寄生するイボタロウムシの幼虫が分泌した蝋を、加熱溶解し、冷水中で凝固させたもの。ろうそくの原料や、生糸織物や家具・革製品のつや出し、止血薬などに使用。虫蝋(ちゅうろう)。
イマジナリー‐コンパニオン【imaginary companion】
幼児などが空想する、架空の遊び相手。イマジナリーフレンド。
いも‐むし【芋虫】
1 蝶や蛾の幼虫のうち、毛のないものの総称。特に、サツマイモの葉につくスズメガ類の幼虫。《季 秋》「—や半分蝶になりかかり/来山」 2 「俵返(たわらがえ)り」に同じ。
いや‐いや【嫌嫌】
[副]しかたなく物事を行うさま。嫌だとは思いながら。しぶしぶ。「—承知する」「—仕事をする」「—ながら別れる」 [名]幼児などが、嫌がって首を横に振ること。「—をする」
いやいや‐き【嫌嫌期】
《幼児が嫌がる様子から》俗に、第一次反抗期のこと。多く、自我意識が芽生え始める2〜3歳ごろからみられる。→反抗期
いら‐が【刺蛾】
イラガ科のガ。体はふっくらし、黄色で、翅(はね)の開張33ミリくらい。前翅の先半分が褐色、付け根のほうは白褐色。幼虫は「いらむし」とよばれ、毒針をもち、人が触れると痛い。カキ・カエデ・ヤナギなど...