あかご‐づか【赤子塚】
村境にあり、中から赤子の泣き声が聞こえてくると伝えられる塚。死んでも幼児の霊は遠くに行かず、村境の道祖神の付近にとどまると信じられた。
あか‐しじみ【赤小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。前翅(まえばね)は橙赤(とうせき)色で外縁が黒色。雑木林に多く、夕方飛ぶ。幼虫はコナラ・クヌギなどの新芽や若葉を食べる。
あかちゃん‐がえり【赤ちゃん返り】
幼児が、ミルクを欲しがる、おむつをしたがるなど、赤ん坊に戻ったかのような行動をとること。多く、母親など周囲の大人の気を引こうとして行うとされる。
あかちゃん‐ことば【赤ちゃん言葉】
幼児語のうち、特に言葉を覚え始めた赤ちゃんの使う言葉をいう。喃語(なんご)。
あかちゃん‐の‐えき【赤ちゃんの駅】
乳幼児と外出中の保護者が、授乳やおむつ交換などに利用できる、公共施設や民間施設の愛称。多くは、地方自治体によって登録基準が定められている。
あか‐ぼうふら【赤孑孒】
ユスリカ類の幼虫。体は細長く赤色。釣りのえさにする。あかむし。
あき【秋】
芥川竜之介の短編小説。大正9年(1920)4月、雑誌「中央公論」に発表。ある姉妹と幼馴染の従兄の三角関係を描いた心理小説。 永井竜男の短編小説。昭和49年(1974)、「新潮」誌に発表。翌昭...
あ‐きょう【阿嬌】
《「阿」は親しみを表す語、「嬌」は漢の武帝の蕭(しょう)皇后の幼名》美しい女の人。「五人の—が手早く杯盤を片寄す所に」〈蘆花・黒潮〉
あぎと・う
[動ハ四] 1 幼児が片言を言う。「天皇則ち皇子の鵠(くぐひ)を見て—・ふことを」〈垂仁紀〉 2 魚が水面近くに浮いて、口をぱくぱくする。「魚(いを)皆浮き出で、水のまにまに—・ふ」〈熱田本神武紀〉
あ‐くち
《「あぐち」とも》 1 ひな鳥のくちばしの根もとの黄色い部分。〈日葡〉 2 幼児の口のまわりにできる小さなできもの。〈日葡〉