ふいり‐あざらし【斑入海豹】
アザラシ科の一種。体長約1.4メートル。体は灰褐色で、銭形の粗い斑紋をもつ。北極海に多い。幼獣は真っ白い毛で覆われている。貝を主食とする。輪紋(わもん)あざらし。
フォローアップ‐ミルク【follow-up milk】
およそ満9か月から3歳頃までの、離乳期の乳幼児に適したミルク。離乳食や牛乳だけでは十分に補えない、たんぱく質・脂質・鉄・ビタミンなどを含む。
ふかんぜん‐へんたい【不完全変態】
昆虫の変態の一型。さなぎの時代を経ず、幼虫から直接成虫になるもの。トンボ・バッタ・ゴキブリなどにみられる。→完全変態
ふく・める【含める】
[動マ下一][文]ふく・む[マ下二] 1 ある範囲の中に入れて、いっしょに扱う。含まれるようにする。「部長を—・めて三〇人の編集部」「サービス料を—・めた料金」 2 言い聞かせて納得させる。「因...
ふくら‐すずめ【膨ら雀/脹ら雀/福良雀】
1 まるまると太った雀。また、寒さに全身の羽毛をふくらませている雀。《季 冬》 2 紋所・文様の名。羽をのばした1の姿を図案化したもの。 3 女性の髪の結い方の一。2の形に似せて中央を締め、左右...
ふし‐おき【臥し起き】
1 寝たり起きたりすること。おきふし。「苦しくのみあれば—も心やすくてこそ」〈宇津保・国譲下〉 2 毎日の生活。日常。「—は、ただ幼き人をもてあそびて」〈かげろふ・上〉
ふそ‐びょう【腐蛆病】
ミツバチの幼虫に感染する細菌性の伝染病。家畜伝染病の一つ。王乳や花粉・蜜を介して幼虫に経口感染する。主に1〜2日齢の有蓋房の蜂児が感染するアメリカ腐蛆病と、4〜5日齢の無蓋房の蜂児が感染するヨー...
ふた‐ば【二葉/双葉/嫩】
1 発芽して最初に出る葉。双子葉植物で2枚出る。《季 春》 2 人間の幼少のころ。また、物事の初め。「栴檀(せんだん)は—より芳(かんば)し」 3 名香の一。伽羅(きゃら)で香味は苦甘。羅国。
ふところ‐ご【懐子】
1 親の懐に抱かれる幼な子。 2 大事に育てられた子。転じて、世間知らずの子。箱入り娘。「並の—とは違って、少しの苦しみや愁(つら)い位は驚きやしないから」〈風葉・深川女房〉
ふ‐よう【不用】
[名・形動] 1 使わないこと。必要がないこと。また、そのさま。不要。「—な(の)衣類を処分する」「入場券は—です」 2 役に立たないこと。また、そのさま。無用。「素人には—な(の)道具」 3 ...