ゆう‐めい【幽明】
1 暗いことと明るいこと。 2 死後の世界と、現在の世界。冥土(めいど)と現世。幽界と顕界。
幽明(ゆうめい)相隔(あいへだ)・てる
「幽明界(さかい)を異(こと)にする」に同じ。
ゆうめい‐かい【幽冥界】
1 神仏のいる世界。 2 あの世。冥土。黄泉。
ゆうめいぐうりんか【幽明偶輪歌】
天沢退二郎の詩集。平成13年(2001)刊。「現代詩手帖」ほかに掲載された作品を再構成したもの。第53回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
幽明(ゆうめい)界(さかい)を異(こと)に◦する
あの世とこの世とに別れる。死別する。幽明相隔てる。
ゆう‐もん【幽門】
胃の末端の、十二指腸に接し細くくびれている部分。輪状の括約筋があり、通常は閉じているが、胃内の食物の状態により開いて腸に送る。
ゆうもん‐きょうさく【幽門狭窄】
胃の幽門部が狭くなり、食物の通過のよくない状態。潰瘍(かいよう)や腫瘍(しゅよう)が発生したときなどにみられ、胃拡張や嘔吐(おうと)などを伴うことがある。
ゆうもん‐すい【幽門垂】
硬骨魚類に特有の消化器官。胃と腸の境界部から突き出した袋状の器官で、消化酵素を分泌する。塩辛の材料になる。腸盲嚢(ちょうもうのう)。
ゆうもん‐はんしゃ【幽門反射】
胃や十二指腸の内側に刺激が加わると、幽門を開いたり閉じたりする反射。胃の内容物を十二指腸に送り込むはたらきをもつ。
ゆう‐れい【幽霊】
1 死者のたましい。亡魂。 2 死後さまよっている霊魂。恨みや未練を訴えるために、この世に姿を現すとされるもの。亡霊。また、ばけもの。おばけ。「—が出る」「—屋敷」 3 形式上では存在するように...