こう‐ぼう【広袤】
《「広」は東西の、「袤」は南北の長さの意》幅と長さ。広さ。面積。「—の大なる場所を貴ぶの癖なきに非ず」〈子規・墨汁一滴〉
こうもく‐てん【広目天】
《(梵)Virūpākṣaの訳。音写は毘留羅叉・毘婁博叉》四天王の一。十六善神の一。西方にあって仏法を守護する。悪人を罰して仏心を起こさせることをつかさどる。像はふつう、甲冑(かっちゅう)をつけ...
こう‐や【広野/曠野】
広々とした野。ひろの。
こう‐よう【広葉】
幅の広い葉。広葉樹の葉。
こうよう‐ざん【広葉杉】
ヒノキ科の常緑高木。葉は硬く、鎌のような形で、小枝に密に並ぶ。4月ごろ、雄花と雌花とをつける。中国の原産で、日本には江戸時代に渡来。オランダもみ。琉球杉(りゅうきゅうすぎ)。広東杉(カントンすぎ)。
こうよう‐じゅ【広葉樹】
被子植物のうちの双子葉類の樹木。幅が広く平たく、表裏のある葉をつける。サクラ・クヌギなど。闊葉樹(かつようじゅ)。⇔針葉樹。
こうようじゅ‐りん【広葉樹林】
大部分を広葉樹が占める森林。温帯から熱帯にかけて分布。日本では、ブナ・ミズナラ・カエデなどが主体の落葉広葉樹林と、シイ・カシ・タブノキ・クスノキなどが主体の常緑広葉樹林がみられる。
こう‐らんけい【広卵形】
幅のひろい卵形。葉や花弁などの形を表すのに用いる語。
こう‐りゃく【広略】
延言(えんげん)と略言(りゃくげん)。
こうりゅう‐じ【広隆寺】
京都市右京区太秦(うずまさ)にある真言宗御室(おむろ)派の寺。山号は蜂岡山。推古天皇11年(603)秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子の命を奉じて創建したと伝える。国宝の弥勒菩薩半跏像をはじめ多...