とこ‐しめ【床締め】
水漏れを防ぐために、水田の床に粘土を入れること。
とこ‐じょうず【床上手】
[名・形動]床あしらいが上手なこと。閨房の技術にたけていること。また、そのさまや、その人。「—な遊び人」
とこ‐じらみ【床虱】
半翅(はんし)目トコジラミ科の昆虫。体長約5ミリ、体は扁平な円盤状で、赤褐色。家屋内にすみ、人から吸血する。南京(ナンキン)虫。とこむし。
とこ‐すずみ【床涼み】
夏の夜、屋外に床を出して涼むこと。特に、京都の四条河原での納涼をいう。
とこ‐ずれ【床擦れ】
[名](スル)長い病床生活で、腰・肩・くるぶしなど骨の出た部分が体重の圧迫によって血行不順となり、壊死(えし)に陥ること。蓐瘡(じょくそう)。
とこ‐だたみ【床畳】
床の間に敷く畳。また、床(ゆか)に敷く畳。
とこ‐だな【床棚】
床脇にある棚。床脇棚(とこわきだな)。
とこ‐つち【床土】
1 床の間の壁などに使う上等の土。 2 苗床用の土。
とこ‐なか【床中】
寝床のなか。寝床の中央。「枕よりあとより恋のせめ来ればせむかた無みぞ—にをる」〈古今・雑体〉
床(とこ)に就(つ)・く
1 寝床に入る。就寝する。「毎晩早く—・く」 2 病気になって寝る。「熱を出して—・く」