じょ‐ほん【序品】
《「品」は章の意。「じょぼん」とも》 1 経典の前書きの部分。その経典の因縁・成立などを記した章。 2 「法華経」二十八品のうちの第一品。釈迦(しゃか)が「法華経」開説の理由を述べた章。
じょ‐まく【序幕】
1 芝居の最初の幕。 2 物事の始まったばかりのところ。「大会の—を飾る大熱戦」
じょ‐れつ【序列】
1 順序をつけて並べること。また、順に並ぶこと。 2 一定の基準に従って並べた順序。きまった順序。「—をつける」「年功—」
じょれつ‐か【序列化】
[名](スル)物事に順番をつけること。優劣を決めること。「入学難易度による—が進む」
じょ‐ろん【序論】
論文などで、本論への導入部分として最初に述べられる論説。緒論(しょろん)。
ついで【序で】
《動詞「つい(序)でる」の連用形から》 1 あることを行うときに、いっしょに他のことにも利用できる機会。「—があったら届けてください」「—の折に立ち寄る」 2 順序。次第。「前途の空想、などを—...
ついで‐がい【序で買い】
1 コンビニエンスストアやデパートなどに出向いたときに、予定していなかったものをついでに買うこと。→クロスセル 2 出勤中・帰宅中など、目的地への途中で商店などに寄って買い物をすること。
序(つい)で無(な)・し
その機会がない。きっかけがない。「—・ければ御禁(いましめ)も渡らせ給はず」〈平治・上〉
ついで‐に【序でに】
[副]あることをする、その機会を利用していっしょに。「—もうひとつ言いたい」「—タバコを買ってきてくれ」
つい・でる【序でる/叙でる】
[動ダ下一][文]つい・づ[ダ下二]順序をつける。また、順序に従って並べる。「微を拆(ひら)き、細を—・ずる歴史」〈蘆花・思出の記〉