ぶんし‐そしきか【分子組織化】
分子が自発的に集まって秩序だった構造を生み出す現象。自己組織化の一種で、超分子やミセルのほか、生物の脂質二重層と同様の構造を人工的に作製した合成二分子膜などが知られる。
ぶん‐らん【紊乱】
[名](スル)「びんらん(紊乱)」に同じ。「社会の秩序を—せんとし」〈鉄腸・花間鶯〉
プルーデンス‐せいさく【プルーデンス政策】
信用秩序の維持を目的として、金融機関の破綻防止、金融システムの健全性・安全性の維持を図るための政策の総称。マクロプルーデンス政策とミクロプルーデンス政策がある。
プログラミングてき‐しこう【プログラミング的思考】
物事の動作や順序を理解し、効率的に結果を導くための論理的な思考。広義には、コンピュテーショナルシンキングとほぼ同義。→プログラミング教育
プログラム‐さいぼうし【プログラム細胞死】
特定の細胞が特定の場面で自らを消去する仕組み。多細胞生物の個体発生や形態形成において、あらかじめプログラムされた遺伝子発現の順序に従って能動的に細胞のアポトーシスやネクロプトーシス、オートファジ...
プロメテウスのそうぞうぶつ【プロメテウスの創造物】
《原題、(ドイツ)Die Geschöpfe des Prometheus》ベートーベンのバレエ音楽。1800年から1801年にかけての作。ギリシャ神話の神プロメテウスを題材とする。現在はふつう...
プロローグ【prologue】
1 演劇で、前口上。序幕。⇔エピローグ。 2 詩歌・小説・戯曲などの文学作品で、本筋の展開に先だつ前置きの部分。序章。また、物事の始まり。発端。⇔エピローグ。
萍水(へいすい)相逢(あいあ)う
《王勃「滕王閣序」から》根のない浮き草と流れつづける水とが出会う。旅に出ている者どうしが偶然知り合いになることのたとえ。
へきがんろく【碧巌録】
中国の仏教書。10巻。宋の圜悟克勤(えんごこくごん)著。1125年成立。雪竇重顕(せっちょうじゅうけん)が百則の公案を選んだものに、著者が垂示(序論的批評)・著語(じゃくご)(部分的短評)・評唱...
へら‐の‐き【篦の木】
アオイ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。葉はゆがんだ長卵形。7月ごろ、淡黄色の花を集散状につけ、花序の柄にへら状の苞葉(ほうよう)をもつ。