あい‐がかり【相懸(か)り】
1 将棋の序盤で、両方とも同じ駒の陣形を作って攻め合うこと。 2 敵味方が同時に攻めかかること。「東西より—に懸かって」〈太平記・三一〉
あい‐ぜんご・する【相前後する】
[動サ変][文]あひぜんご・す[サ変] 1 物事の順序が逆になる。「説明が—・しますが」 2 事柄が間をおかずに続く。「二人は—・して出発した」
アウトロ【outro】
(「イントロ(序奏)」に対して)楽曲の終わりの部分。主にポピュラー音楽で用いられる表現。
アウトロー【outlaw】
法の保護や秩序の外にある者。無法者。
あお‐つづら【青葛】
1 ツヅラフジの別名。 2 「つる」を繰るところから「くる」「くるし」「くるる」などを導く序詞を構成する語。「山がつの垣ほに這へる—人は来れども言伝てもなし」〈古今・恋四〉
彼方此方
1〔あちらこちら〕新聞に載ったおかげであちこちから寄付が集まったThanks to the newspaper coverage, donations arrived from all over...
後先
1〔順序〕order後先を間違えるreverse [《口》 mess up] the order話が後先になってしまったI've got(ten) (the order of) the stor...
荒れる
I1〔特に海がしける〕be rough;〔あらしになる〕be stormy今日は荒れそうだIt looks 「as if [like] it's going to be rough today....
宇宙
〔すべての天体を含む全空間〕the universe;〔秩序ある体系としての〕the cosmos;〔地球の大気圏外〕space宇宙の universal; cosmic大宇宙a macroco...
円錐
a (circular) cone円錐(形)の conic(al)直[斜]円錐a right [an oblique] cone円錐花(序)a panicle円錐曲線a conic (secti...
じょのくち【序の口】
[共通する意味] ★進行する一続きの物事の初め。[英] the beginning[使い方]〔序の口〕▽暑さはまだほんの序の口だ▽こんな忙しさはまだ序の口だ〔しょっぱな〕▽新学期のしょっぱなから...
じょまく【序幕】
[意味] 一つの劇の、最初の幕をいう。第一幕のこと。また、物事のはじまり。[英] a prelude⇔終幕[使い方]〔序幕〕▽序幕から暗い芝居▽騒動の序幕[関連語]◆(序) 「序幕」のこと。「序...
しょっぱな
[共通する意味] ★進行する一続きの物事の初め。[英] the beginning[使い方]〔序の口〕▽暑さはまだほんの序の口だ▽こんな忙しさはまだ序の口だ〔しょっぱな〕▽新学期のしょっぱなから...
かわきり【皮切り】
[共通する意味] ★進行する一続きの物事の初め。[英] the beginning[使い方]〔序の口〕▽暑さはまだほんの序の口だ▽こんな忙しさはまだ序の口だ〔しょっぱな〕▽新学期のしょっぱなから...
そうじょう【騒擾】
[共通する意味] ★騒ぎをひきおこして社会の秩序を乱すこと。[英] a riot[使い方]〔暴動〕▽農民が暴動を起こす▽暴動を鎮める〔騒擾〕スル▽騒擾事件が起きる▽騒擾罪〔擾乱〕スル▽国内の擾乱...
うごうのしゅう【烏合之衆】
規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団。秩序のない人々の集まりや軍勢にいう。からすの集まりが無秩序でばらばらであることから。
うむそうせい【有無相生】
有と無は、有があってこそ無があり、無があってこそ有があるという相対的な関係で存在すること。また、この世のものはすべて相対的な関係にあること。▽「相生」は互いに生じ合うこと。もとは、人間の価値観は要するに相対的なものであって絶対的なものではないのに、それを絶対的なものと錯覚して、万物を勝手に歪曲わいきょくして秩序立てている人間の愚かさと危うさを警告した『老子』の中の語。「有無うむ相生あいしょうず」と訓読する。
かんりてんとう【冠履転倒】
上下の順序が逆になっていること。また、順序や秩序が乱れるさま。
てんぞうそうまい【天造草昧】
天地創造のとき、この世にまだ秩序がなく混沌こんとんとして定まらないこと。また、世の中に秩序がなく、天下のまだ定まらないことにもいう。▽「天造」は天が万物を創造すること、また、その創造物。「草」ははじめの意。また、乱雑の意。「昧」は暗い意。
らんざつむしょう【乱雑無章】
物や事柄がばらばらのまま整理されていないこと。無秩序のまま放置されていること。▽「無章」は筋道が立たないこと。「章」は筋道・秩序の意。「乱雑らんざつにして章しょう無なし」と訓読する。
アーノルド【Arnold】
(Thomas〜)[1795〜1842]英国の教育家。古典学偏重を廃し、数学や近代語導入などの教育改革を行った。 (Matthew〜)[1822〜1888]英国の詩人。批評家。の長男。主著...
かすが‐まさじ【春日政治】
[1878〜1962]国語学者。長野の生まれ。奈良女高師・九大教授。平安初期の古経典を研究、訓点語学の基礎を築く。「西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究」で学士院賞。他に「仮名発達史序説」など。
かとう‐しゅういち【加藤周一】
[1919〜2008]評論家。東京の生まれ。昭和22年(1947)、中村真一郎・福永武彦との共著である評論集「一九四六 文学的考察」を発表。その後は文学・文化・美術・政治など幅広い分野で評論活動...
き‐の‐よしもち【紀淑望】
[?〜919]平安前期の歌人・漢学者。長谷雄(はせお)の子。大学頭・信濃権守(しなののごんのかみ)。古今集真名序の作者といわれる。
プリゴジン【Ilya Prigogine】
[1917〜2003]ベルギーの物理学者・化学者。ロシアの生まれ。非平衡熱力学、統計力学の分野で業績を残した。1977年ノーベル化学賞受賞。著「散逸構造」「混沌からの秩序」「存在から発展へ」など...