こう【国府】
「こくふ」の音変化。「道の口、武生の—に我はありと親に申したべ」〈催馬楽・道の口〉
こうかん‐ふ【広寒府】
⇒広寒宮(こうかんきゅう)
こうふ【甲府】
山梨県中央部の市。県庁所在地。戦国時代に武田信玄の城下町として発達、また甲州街道最大の宿場町として栄え、のち江戸幕府の直轄領となった。昭和初期までは養蚕・製糸で知られた。ワイン・水晶細工などを産...
こ‐がふ【古楽府】
六朝(りくちょう)以前に作られた古い楽府。唐代の新楽府に対していう。
こく‐ふ【国府】
《「こくぶ」とも》律令制で、国ごとに置かれた地方行政府。国衙(こくが)。また、その所在地。府中。 「国民政府」の略。
こくぶ【国分/国府】
(国分)鹿児島県中部、鹿児島湾北岸にあった市。大隅国の国分寺跡がある。平成17年(2005)11月、周辺6町と合併して霧島市となった。→霧島 「国分タバコ」の略。
こくみん‐せいふ【国民政府】
1925年、中国国民党の指導下に広東(カントン)に成立した政府。1928年、北伐を終えた蒋介石(しょうかいせき)が実権を握り、共産党を弾圧して独裁制を敷いた。日中戦争中は国共合作により抗日戦を戦...
このえ‐づかさ【近衛府】
1 「このえふ」に同じ。「—にてこの君の出で給へるに」〈枕・一二〉 2 近衛府の官人。「—、いとつきづきしき姿して、御輿(みこし)のことども行ふ」〈紫式部日記〉
このえ‐の‐つかさ【近衛府】
「このえふ」に同じ。「—いとつきづきしき姿して、ことども行ふ」〈栄花・初花〉
このえ‐ふ【近衛府】
律令制の官司の一。令外(りょうげ)の官。天平神護元年(765)授刀衛を近衛府と改称、さらに大同2年(807)近衛府を左近衛府、中衛府を右近衛府とした。兵仗(ひょうじょう)を帯びて宮中を警護し、朝...