かさぎ【笠置】
京都府南部、相楽郡の地名。木津川が東西を貫流し、その南に笠置山・笠置寺がある。
かさぎ‐さんち【笠置山地】
奈良県・京都府・三重県にまたがる山地。最北端に笠置山がある。南部は大和(やまと)高原とよばれる。
かさぎ‐やま【笠置山】
京都府南部、笠置町にある山。標高324メートル。山上に笠置寺がある。
かさとり‐やま【笠取山】
京都府宇治市北東部の山。醍醐山(だいごさん)の東にある。標高371メートル。紅葉の名所。[歌枕]「雨ふれば—のもみぢばは行きかふ人の袖さへぞてる」〈古今・秋下〉
かさもり‐いなり【笠森稲荷】
大阪府高槻市にある笠森(かさのもり)神社の通称。また、そこから勧請(かんじょう)された神社。江戸谷中にあったものが著名。瘡(かさ)(皮膚病)よけに利益があるとされた。
かしきん‐ぎょうしゃ【貸(し)金業者】
貸し金業を営む業者。国または都道府県への登録が必要となる。
かし‐さ・げる【貸(し)下げる】
[動ガ下一][文]かしさ・ぐ[ガ下二]政府・官公庁から民間に貸し与える。「国有地を—・げる」⇔借り上げる。
かしば【香芝】
奈良県北西部の市。大阪府に隣接し、住宅地。近郊農業、金剛砂の紙やすりや靴下製造業が盛ん。人口7.5万(2010)。
か‐しょ【過所/過書】
1 関所通行の許可証。律令制では、官人に政府の発行する通行証を携行させた。中世には通行税免除証となり、江戸時代には関所手形となった。かそ。 2 「過書船(かしょぶね)」の略。
かしわら【柏原】
大阪府中東部の市。大和川水運の要地として発達。機械・染色工業が盛んで、生駒(いこま)山斜面ではブドウを栽培。人口7.5万(2010)。