はり‐の‐むしろ【針の筵】
《針を植えた敷物の意から》一時も心の休まらない、つらい場所や境遇のたとえ。「—に座る気持ち」
はんか‐ふざ【半跏趺坐】
結跏趺坐(けっかふざ)の略式の坐法。片足を他の片足のももの上に組んで座ること。菩薩坐(ぼさつざ)。半跏。半跏坐。
ば‐せき【場席】
1 人の座る場所。座席。「—の平土間にあたる所は」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 物を置く場所。事をする場所。「衣装方、男衆の忙しく立ち働く—をあけるために」〈里見弴・多情仏心〉
ばん‐とう【番頭】
1 商家などの使用人のかしら。営業・経理など、店のすべてを預かる者。 2 警護すること。見張りをすること。また、その役。「方々、きっと—つかまつれ」〈伎・勧進帳〉 3 風呂屋の番台に座る者。のち...
バージナルのまえにたつおんな【バージナルの前に立つ女】
《原題、(オランダ)Staande virginaalspeelster》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦52センチ、横45センチ。バージナルの前に立ち、手前に顔を向ける女性を描いた作品。...
膝(ひざ)を折(お)・る
1 膝を折り曲げて、かがんだり正座したりする。「—・って座る」 2 相手の前に身を屈する。また、相手に頭を下げる。「—・って頼む」
膝(ひざ)を崩(くず)・す
楽な座り方をする。楽な姿勢で座る。足を崩す。「どうぞ—・して下さい」
膝(ひざ)を正(ただ)・す
きちんと座る。正座する。「—・して謝辞を述べる」
膝(ひざ)を突(つ)き合(あ)わ・せる
互いの膝が触れあうほど近くに向き合って座る。また、腹蔵なくじっくり話し合う。「—・せて談判する」
ひっ‐しき【引っ敷】
1 毛皮に緒をつけて腰の後ろに当て、座るときに敷物としたもの。腰当て。尻皮。 2 「引っ敷の板」の略。 3 敷物。ひしきもの。「火燵(こたつ)に紫ぶとんを掛け、茶繻子(ちゃじゅす)の—」〈浮・織...