ひな‐だん【雛壇/雛段】
1 雛祭りに、雛人形や調度品などを並べて飾る壇。雛棚。《季 春》「—に桃ちりかかる四日かな/綺堂」 2 歌舞伎の大道具の一。舞踊劇のとき、長唄と囃子(はやし)の演奏者が座る二段の台。上段に長唄連...
ふえ‐ざ【笛座】
能舞台で、笛方の座る場所。囃子(はやし)座のうち、舞台に向かっていちばん右側。
ふ‐ざ【趺坐】
[名](スル)足を組み合わせて座ること。「結跏(けっか)—」「昔ながらの石仏のように寂然と—している」〈中勘助・銀の匙〉
ふたりのしょうじょ【二人の少女】
《(フランス)Les Deux petites amies》洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。1918年頃の作品。並んで座る黒髪と金髪の二人の少女を描いた作品。スイス、プチパレ美術館蔵。
ふたりれいこず【二人麗子図】
洋画家、岸田劉生の絵画。油彩。大正11年(1922)3月の作。長女麗子の肖像画。麗子が二人、同じ画面に描かれている作品で、手鏡を持って座る一人目の麗子の頭に、膝立ち姿のもう一人の麗子が髪飾りをつ...
ふ‐とん【布団/蒲団】
《「ふ(蒲)」「とん(団)」は唐音。「布」は「蒲」に当てた字》 1 布地を縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具。敷き布団・掛け布団など。「—を敷く」「—を上げる」「煎餅(せんべい)—」《季 ...
ふわ‐ふわ
[副](スル) 1 軽いものが揺れ動いたり、浮いて漂ったりするさま。「カーテンが風に—(と)揺れる」「白い雲が—(と)浮かぶ」 2 心が落ち着かないで、うわついているさま。「気持ちが—(と)し...
へい‐ざ【平座/平坐】
[名](スル)からだを楽にして座ること。あぐらをかくこと。安座。
へた・る
[動ラ五(四)] 1 尻をつけてべったり座る。また、尻餅をつく。「床(ゆか)に—・る」 2 へたばる。元気がなくなる。また、疲労で倒れる。「—・って動けなくなる」「日差しが強くて植えたばかりの苗...
べたり
[副] 1 粘りけのあるものが多量につくさま。べったり。「血が—と手につく」 2 はがれにくいようにはりつけるさま。「注意書きを—とはる」 3 だらしなく尻をつけて座るさま。「—と座り込む」 4...