えん‐ぱく【延泊】
[名](スル)旅館やホテルなどに、本来の予定を延ばしてさらに何泊かすること。「当地が気に入って—する」
えん‐ぱつ【延発】
[名](スル)予定した出発の時刻や期日が延びること。また、延ばすこと。「機体点検のため三〇分—する」
えんぶん【延文】
南北朝時代、北朝の後光厳天皇の時の年号。1356年3月28日〜1361年3月29日。
えんぺん【延辺】
中国吉林省東部の自治州。州都は延吉。林業・製材業が盛ん。イエンピエン。延辺朝鮮族自治州。
えん‐ぼう【延袤】
《「延」は横で東西の、「袤」は縦で南北の長さの意》土地の広さ、大きさ。「荒原の—四里に下らざれども」〈織田訳・花柳春話〉
えんぽう【延宝】
江戸前期、霊元天皇の時の年号。1673年9月21日〜1681年9月29日。
えんぽうしゅう【延宝集】
⇒契沖和歌延宝集
えん‐めい【延命】
寿命を延ばすこと。えんみょう。「内閣が—を図る」「—息災(そくさい)」
えんめい‐かじゃ【延命冠者】
能面の一つで、目を細めて笑っている若男の面。また、それを用いる、「翁」の特殊演出「父尉(ちちのじょう)延命冠者」の登場人物。
えんめい‐かんのん【延命観音】
三十三観音の一。呪詛(じゅそ)・毒薬の害を除き寿命を延ばすという。