えんめい‐ぎく【延命菊】
ヒナギクの別名。
えんめい‐しゅ【延命酒】
薬酒の一種。飲むと長生きができるという。
えんめい‐じぞう【延命地蔵】
延命・利生(りしょう)を誓願する地蔵尊。新しく生まれた子を守り、その寿命を延ばすという。後世は、短命・若死にを免れるため信仰された。
えんめい‐そう【延命草】
1 ヒキオコシの別名。 2 エンレイソウの別名。
えんめい‐ちりょう【延命治療】
快復の見込みがなく死期の迫った患者に、人工呼吸器や心肺蘇生装置を着けたり、点滴で栄養補給をしたりなどして生命を維持するだけの治療。
えんめい‐ぶくろ【延命袋】
1 福の神の持つ宝の袋。腹をふくらませ口をくくってあるもの。 2 油揚げの袋に、鶏のひき肉やシイタケなどの入った煎(い)り豆腐を詰め、油で揚げてから煮込んだもの。
えんめい‐ほう【延命法】
密教で、普賢延命菩薩(ふげんえんめいぼさつ)を本尊とし、寿命を延ばし福徳を得ることを祈願する修法。
えんめい‐ぼさつ【延命菩薩】
「普賢(ふげん)延命菩薩」の略。
えん‐やく【延約】
江戸時代の国学の用語。延言(えんげん)と約言(やくげん)。
えんりゃく【延暦】
奈良後期・平安初期の、桓武天皇の時の年号。782年8月19日〜806年5月18日。