けんれい‐もん【建礼門】
平安京内裏外郭十二門の一。南面中央にあって、内郭の承明門に対する。門前で白馬(あおうま)の節会(せちえ)などが行われた。
けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう【建礼門院右京大夫集】
鎌倉初期の私家集。2巻。建礼門院右京大夫の自撰。貞永元年(1232)ころ成立。亡き愛人平資盛(たいらのすけもり)への追憶を主題とする歌約360首を日記的に収めたもの。
こん【建/献】
〈建〉⇒けん 〈献〉⇒けん
こん‐りゅう【建立】
[名](スル) 1 寺院や堂・塔などを建てること。「寺を—する」 2 心の中である物事をつくり上げること。「兄さんは神でも仏でも…権威のあるものを—するのが嫌いなのです」〈漱石・行人〉
こんりゅう‐ほうが【建立奉加】
《建立に力を加え奉る意から》建立するために、金や品物を奉納して助力すること。
たけ・ぶ【猛ぶ/建ぶ/誥ぶ】
[動バ上二]たけだけしい振る舞いをする。雄々しく振る舞う。「楯を執りて軍(いくさ)の中に—・びしめて」〈雄略紀〉
たけべ【建部】
姓氏の一。 [補説]「建部」姓の人物建部綾足(たけべあやたり)建部賢弘(たけべかたひろ)建部遯吾(たけべとんご)
たけべ‐たいしゃ【建部大社】
滋賀県大津市にある神社。旧官幣大社。祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)。武の神として信仰される。近江(おうみ)国一の宮。
たけみかづち‐の‐かみ【武甕槌神/建御雷神】
日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から化生(けしょう)した神。経津主神(ふつぬしのかみ)とともに、葦原の中つ国に派遣され、国譲りの交渉に成功。また、神...
たけみくまり‐じんじゃ【建水分神社】
大阪府南河内郡千早赤坂村にある神社。祭神は天水分神(あめのみくまりのかみ)・天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)ほか。境内には、楠正成(くすのきまさしげ)をまつる南木(なんぼく)神社がある。