めぐり【巡り/回り/廻り】
1 順にまわること。まわって再びもとにもどること。循環。「血の—が悪い」 2 あちこちをまわり歩くこと。「名所—」 3 周囲。また、周辺。「池の—」 4 「御回(おめぐ)り」に同じ。
めぐり‐がみ【巡り神】
1 祭りの際、神が神輿(みこし)に乗って氏子の区域を一巡すること。 2 年や日によって、違った方角にいるとされる神。
めぐ・る【巡る/回る/廻る】
[動ラ五(四)] 1 周囲をまわる。周囲に沿って進む。「池を—・る」 2 周囲を取り囲む。取り巻く。「城の周りを堀が—・る」 3 あちこちまわり歩く。巡回する。「諸国を—・る」 4 まわって再び...
もとお・す【回す/廻す】
[動サ四]めぐらす。まわす。「火をもちて其の野を—・し焼きき」〈記・上〉
もとおり【回り/廻り】
《動詞「もとおる」の連用形から》 1 まわること。めぐること。 2 周囲。めぐり。「大殿のこの—の雪な踏みそね」〈万・四二二七〉 3 鷹(たか)狩りで、鷹の足につけるひもの金具。〈和名抄〉
もとお・る【回る/廻る】
[動ラ四] 1 めぐりまわる。徘徊(はいかい)する。「鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め鶉(うづら)こそい這ひ—・れ」〈万・二三九〉 2 物事が思うとおりに運ぶ。「—・らぬ三味線鳴らして」〈浮...
もとおろ◦う【回ろふ/廻ろふ】
[連語]《動詞「もとおる」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「もとおらふ」の音変化。上代語》「もとおる」に同じ。「大石に這(は)ひ—◦ふ細螺(しただみ)の」〈記・中・歌謡〉