べんけいせい‐じゅつ【弁形成術】
心臓弁膜症の外科的治療法の一つ。患者自身の弁を修復して機能を回復する。弁形成術が困難な場合は弁置換術を行い人工弁を移植する。
べんけい‐そう【弁慶草】
ベンケイソウ科の多年草。山地に生え、高さ約50センチ。葉は対生し、楕円形で厚く、白みを帯びる。夏から秋、淡紅色の小花が多数集まって咲く。ベンケイソウ科の双子葉植物は約1400種がオーストラリアを...
弁慶(べんけい)の立(た)ち往生(おうじょう)
《弁慶が大長刀(なぎなた)をつえにして立ったまま死んだというところから》進退きわまってどうにもならないことのたとえ。
弁慶(べんけい)の泣(な)き所(どころ)
1 《弁慶ほどの豪傑でも痛がって泣く急所の意》向こうずね。 2 強い者の、最も弱い所。ただ一つの弱点。
べんけい‐よみ【弁慶読み】
⇒ぎなた読み
べん‐こう【弁口/辯口】
口のきき方。また、口先のうまいこと。「彼女の名前を聞いた刹那の健三は、すぐその—に思い到った」〈漱石・道草〉
べん‐こう【弁巧/辯巧】
物言いの巧みなこと。口先のうまいこと。「—にまどわされる」
べん‐ご【弁護/辯護】
[名](スル)その人の利益になるように主張して助けること。また、その人に代わって事情をよく説明してかばうこと。「非難の矢面に立たされた友人を—する」「自己—」
べんご‐かがく【弁護科学】
利害が対立する関係者が、それぞれの主張を裏付けるために、異なる科学者による異なる科学的知見を利用すること。弁護的科学。→共同事実確認
べんご‐し【弁護士】
当事者その他の関係人の依頼または官公署の委嘱によって、訴訟に関する行為その他一般の法律事務を行うことを職務とする者。一定の資格を持ち、日本弁護士連合会に備えた弁護士名簿に登録されなければならない...