ストップ‐べん【ストップ弁】
皿形の弁をねじで上下に動かして流体の通路を開閉する弁。ストップバルブ。止め弁。
すべり‐べん【滑り弁】
蒸気機関のシリンダー内にあり、蒸気の流入口・排気口をすべって往復し、開閉する弁。スライドバルブ。滑動弁。滑弁(かつべん)。
ずうずう‐べん【ずうずう弁】
東北地方に特徴的な鼻音の強い話し方。また、そのことばの俗称。「じ」「じゅう」が「ず」「ずう」と聞こえるところからいう。東北弁。
せいたい‐べん【生体弁】
心臓弁膜症の弁置換術で用いられる人工弁の一。ブタの大動脈弁やウシの心膜などが使われる。耐久性は機械弁よりも劣るが、血栓ができにくいため、抗凝血薬を服用し続ける必要はない。
せち‐べん【世知弁】
[名・形動ナリ] 1 《八難の一である「世智弁聡」の略》世渡りの知恵にたけていること。また、そのさま。「内々は—にて、心まさなく厳しく精練なりけるままに」〈米沢本沙石集・三〉 2 勘定だかいこと...
ぜい‐べん【贅弁/贅辯】
言わなくともよい言葉。贅言。むだ口。
そう‐べん【総弁/総辨】
ある事をすべて処理すること。また、その職。
そうぼう‐べん【僧帽弁】
心臓の左心房から左心室への間にある弁。2枚からなり、血液の逆流を防ぐ。二尖弁(にせんべん)。左房室弁。 [補説]左心房が収縮するときに開いて左心室へ血液を送り込み、左心室が収縮するときに閉じて左...
そちょう‐の‐べん【蘇張の弁】
弁舌がすぐれて巧みなこと。雄弁。蘇張の舌。
そ‐べん【措弁/措辨】
[名](スル)物事をうまく取りはからい、処置すること。「百事を—し得るの人物なれば」〈竜渓・経国美談〉