せっきょう‐ちょうきゅう【石鞏張弓】
⇒三平開胸(さんぺいかいきょう)
せん‐しょうじょうみゃくきゅう【浅掌静脈弓】
浅掌動脈弓と並走する、2本で一対の静脈。手掌腱膜の下で掌側指静脈から起こり、手首付近で尺骨静脈になる。→深掌静脈弓
せん‐しょうどうみゃくきゅう【浅掌動脈弓】
尺骨動脈が手のひらの浅い部分で湾曲している部分。親指側で橈骨動脈の浅掌枝と合流する。ここから小指・薬指・中指と、人差し指の内側(中指側)に動脈が伸びる。→深掌動脈弓
そつひこ‐まゆみ【襲津彦真弓】
葛城(かつらきの)襲津彦が用いたという強い弓。「葛城の—荒木にも頼めや君が我が名告(の)りけむ」〈万・二六三九〉
たつか‐ゆみ【手束弓】
手に握り持つ弓。たつかの弓。「—手に取り持ちて朝狩(あさがり)に君は立たしぬ棚倉(たなくら)の野に」〈万・四二五七〉
だい‐きゅう【大弓】
長さ7尺5寸(約2.25メートル)の普通の弓。半弓・楊弓(ようきゅう)などに対していう。
だいどうみゃく‐きゅう【大動脈弓】
左心室を出た大動脈が弓状にまがっている部分をいう。上行大動脈から続き、左の気管支を乗り越えて背側へ向かい、第4胸椎の高さで下行大動脈になる。
だいひ‐の‐ゆみ【大悲の弓】
仏・菩薩が慈悲の心で衆生の煩悩の悪魔を降伏(ごうぶく)させるのを、弓にたとえていう語。「—には智恵の矢をはめて」〈謡・田村〉
だん‐きゅう【弾弓】
1 繰り綿をはじき打って柔らかにする弓の形をした器具。綿弓(わたゆみ)。唐弓(とうゆみ)。 2 ⇒だんぐう
だん‐ぐう【弾弓】
矢の代わりに弾丸を弦(つる)ではじき、射る弓。はじきゆみ。だんきゅう。だんぐ。