はんしゃ‐きゅう【反射弓】
刺激を受けた感覚器から、興奮が求心神経を経て脊髄などの反射中枢に至り、折り返して遠心神経に伝えられ、実行器に達して反応を起こす一連の経路。反射弧。
ふしまき‐の‐ゆみ【節巻の弓】
竹の節の部分を、裂けないように籐(とう)などで巻いた弓。また、その形に似せた弓。
ま‐かごゆみ【真鹿児弓】
古代の弓の名。「真鹿児矢(まかごや)」を射るのに用いたという。「天の—、天のはは矢を天の若日子に賜ひて」〈記・上〉
まと‐ゆみ【的弓】
1 的を射るための弓。 2 的をかけて射る弓術。
ままき‐ゆみ【真巻(き)弓】
弓幹(ゆがら)の木に竹を添えて作った弓。的弓として用いた。
ま‐ゆみ【檀/真弓】
1 ニシキギ科の落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で、対生。雌雄異株。初夏、緑白色の小花が集まって咲き、果実はほぼ四角形で、熟すと四つに裂けて赤い種子が現れる。古くは材で弓を作った。やまにしきぎ。...
ま‐ゆみ【真弓】
弓の美称。「弓といへば品なきものと梓弓—つき弓一品もなし」〈新勅撰・神祇〉
まるき‐ゆみ【丸木弓】
丸材の木で作った弓。丸木の弓。
み‐たらし【御執らし/御弓】
「みとらし」の音変化。「天皇—を用ひて刺止(つきとど)めて」〈雄略紀〉
むげんきゅう【無弦弓】
河井酔茗の第一詩集。明治34年(1901)刊。