ひっ‐ぱ・る【引っ張る】
[動ラ五(四)]《「ひきはる」の音変化》 1 引いて、ぴんと張った状態にする。「綱を—・る」 2 電線などを長く張りわたす。また、導管・路線などをある場所まで延長する。「電話線を—・る」「給水管...
ひっ‐ぺが・す【引っ剝がす】
[動サ五(四)]「ひっぱがす」の音変化。「床板を—・す」 [可能]ひっぺがせる
ひ‐はぎ【引剝ぎ】
「ひきはぎ」の音変化。「—は旅人を覗(うかが)うのみにて」〈鴎外訳・即興詩人〉
ひ‐へぎ【引倍木】
「ひきへぎ」の音変化。「関白殿の御下襲(したがさね)の菊の—かがやきて」〈栄花・駒競べの行幸〉
ひん【引ん】
[接頭]《接頭語「ひき」の音変化》動詞に付いて、その動詞の示す動作・作用を強める意を表す。「—曲がる」「—むく」
ひん‐ぬ・く【引ん抜く】
[動カ五(四)]勢いよく抜く。ひきぬく。「人参を二、三本—・く」
ひん‐む・く【引ん剝く】
[動カ五(四)]手荒くはぐ。ひきはがす。「善人を装った面の皮を—・く」 [可能]ひんむける
びき【引き】
「ひ(引)き9」に同じ。「二割—」
まか・す【引す/漑す】
[動サ下二]田や池などに水を引く。「春日野より流れ出でたる水を寺の内に—・せ入れて」〈今昔・一二・二一〉