ぐ【弘/紅】
〈弘〉⇒こう 〈紅〉⇒こう
ぐ‐がん【弘願】
仏語。広大な誓願。一切衆生を救わんとする阿弥陀仏の四十八願をいう。
ぐ‐きょう【弘経】
仏教の経典やその教えを世に広めること。
ぐきょう‐だいし【弘経大士】
経典を広めた菩薩。竜樹・世親など。
ぐけつげてんしょう【弘決外典抄】
平安時代の仏教書。4巻10編。具平(ともひら)親王著。正暦2年(991)成立。唐の妙楽大師著の「止観輔行伝弘決」中に引用された外典を抄録し、注解を加えたもの。
ぐ‐ずう【弘通】
[名](スル)《「ぐつう」とも》仏語。仏教が広く世に行われること。また、仏教を普及させること。
ぐ‐ぜい【弘誓】
仏語。 1 衆生(しゅじょう)を救おうとしてたてた菩薩(ぼさつ)の誓願。 2 四弘誓願(しぐぜいがん)のこと。
ぐぜい‐そう【弘誓相】
仏語。仏や菩薩の、衆生を救おうとする広大な誓いの心が現れた顔つき。弘誓の相。
ぐぜい‐の‐あみ【弘誓の網】
仏語。衆生救済の誓いの広大な慈悲を、網にたとえた語。誓いの網。
ぐぜい‐の‐うみ【弘誓の海】
仏語。衆生救済の誓いの広大で深いことを、海にたとえた語。誓いの海。