しょうきょくさい‐てんかつ【松旭斎天勝】
[1886〜1944]女性奇術師。東京生まれ。本名、中井かつ。初世松旭斎天一の弟子となり、欧米を巡業。天一の死後、一座を結成し、近代奇術の代表者として活躍。
しょう‐し【小子】
[名] 1 子供。 2 律令制で、4歳以上16歳以下の男子の称。
[代] 1 一人称の人代名詞。自分をへりくだっていう語。小生。「—近頃閑暇の折柄」〈逍遥・当世書生気質〉 2 二人称の人代名...
しょう‐ソクラテスがくは【小ソクラテス学派】
ソクラテスの弟子たちの創始した学派のうち、ソクラテスの主知主義を継承したメガラ学派とエリス学派、実行主義を継承したキニク学派、幸福主義を継承したキュレネ学派をいう。
しょう‐ぶん【小分/少分】
1 小さく分けること。また、少しの部分。少しの量。一部分。「仏は御弟子その数多かり。我に—を分け給ふべし」〈今昔・一・一〇〉 2 身分の低いこと。また、その人。「—なる人と見ますれば、結句たしな...
しょうぼうげんぞうずいもんき【正法眼蔵随聞記】
鎌倉時代の法語集。6巻。道元の法語を、弟子懐奘(えじょう)が記録した書。嘉禎年間(1235〜1238)の成立。
しょう‐もん【声聞】
《(梵)śrāvakaの訳。教えを聞く者の意》仏語。仏弟子のこと。釈迦の入滅後は、四諦の理を観じて阿羅漢となることを理想とした修行者。大乗仏教からは自己の悟りのみを求める者として批判された。
しょうよう‐がくは【逍遥学派】
アリストテレスの開いた学校リュケイオンに学んだ弟子の総称。アリストテレスが学校の歩廊(ペリパトス)を逍遥しながら講義したところから、ペリパトス学派ともいう。→アリストテレス
しょうりょうしゅう【性霊集】
平安初期の漢詩文集。10巻。空海の詩・碑文・願文などを弟子の真済(しんぜい)が集成。承和2年(835)ごろ成立。のちに末尾3巻が散逸したが、承暦3年(1079)済暹(さいせん)が逸文を集めて「続...
しょぎょう‐おうじょう【諸行往生】
念仏以外の修行によって往生すること。法然の弟子の長西などが説いた。→念仏往生
しょ‐け【所化】
1 仏・菩薩(ぼさつ)などにより教化(きょうけ)されること。また、教化を受ける者。⇔能化(のうけ)。 2 教化すべき世界。衆生世間をいう。 3 師の教えを受けている、修行中の僧。弟子。また広く、...