よせ‐え【寄(せ)絵】
ある物を集めて一つの形とした絵。幕末の浮世絵師歌川国芳と弟子が描いた、人の顔が多数の人体からなる絵などが有名。16世紀のヨーロッパでも、イタリアのアルチンボルドが似た構想の絵を描いている。
よだれ‐くり【涎繰り】
よだれを垂らすこと。また、その人。「兄弟子(あんでし)に口過ごす—めをいがめてやろと」〈浄・手習鑑〉
り‐かん【離間】
[名](スル)仲たがいをさせること。互いの仲を裂くこと。「定公と孔子との間を—しようと」〈中島敦・弟子〉
ろう‐ぜき【狼藉】
《「史記」滑稽伝による。狼(おおかみ)は寝るとき下草を藉(ふ)み荒らすところから》 [名]無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「—を働く」「乱暴—」
[ト・タル][文][形動タリ]物が乱雑に...
禄(ろく)を食(は)・む
給料を受けて生活する。仕官して俸禄をもらう。「孔家の—・む身」〈中島敦・弟子〉
ロマンティック
《原題、(ドイツ)Die Romantische》ブルックナーの交響曲第4番変ホ長調の副題。第1稿は1874年に完成。副題は作曲者自身または弟子が名付けたという説がある。
わし‐の‐みね【鷲の峰】
「霊鷲山(りょうじゅせん)」に同じ。「仏の御弟子のさかしき聖だに、—をばたどたどしからず頼み聞こえながら」〈源・若菜上〉