や‐つ‐よ【弥つ世】
多くの年月。やちよ。「橘(たちばな)のとをの橘—にも我(あれ)は忘れじこの橘を」〈万・四〇五八〉
やとみ【弥富】
愛知県西部にある市。伊勢湾に面し、海抜0メートルの平地が広がる。稲作なども盛んだが名古屋市のベッドタウン化が進む。平成18年(2006)4月、弥富町に十四山(じゅうしやま)村が編入して市制施行。...
やとみ‐し【弥富市】
⇒弥富
やな‐あさって【弥な明後日】
「やのあさって」に同じ。
や‐の‐あさって【弥の明後日】
今日から数えて未来へ5日目。明後日の翌々日。「あさって」の翌日をいう地方もある。やなあさって。やなさって。
やひこ‐やま【弥彦山】
新潟県中西部、日本海岸にある山。標高634メートル。東麓に弥彦神社がある。やひこさん。
や‐ほ【弥帆/矢帆】
《「や」は重ねる意。本帆に対して重ねてかけるところから》大船のへさきに張る、小さな補助帆。「帆柱を吹き折られて、—にて馳(は)する舟もあり」〈太平記・二〇〉
やほ‐ばしら【弥帆柱】
弥帆を張る帆柱。やほのはしら。
やよい【弥生】
《「いやおい」の音変化》陰暦3月の異称。《季 春》「夕空の光つめたき—かな/万太郎」
やよい【弥生】
東京都文京区東部の地名。もと本郷区向ヶ岡弥生町。東大農・工学部があり、弥生町貝塚の遺跡がある。→弥生土器