やぶ‐タバコ【藪タバコ】
キク科の多年草。山林に生え、高さ60〜90センチ。全体に強い臭気がある。根から出る葉は大きくタバコの葉に似る。茎には長楕円形の葉が互生する。8〜10月、黄色の花を下向きにつける。実を駆虫薬に用い...
やま【夜摩】
《(梵)Yāmaの音写》ヒンズー教の神。赤目、黒光りする肌で、黄衣を着て縄を手に、人体から霊魂を力任せに引き抜き去るという。死に神よりも懲悪的性格が強い。仏教でいう閻魔(えんま)王の原形と考えられる。
やま‐やけ【山焼け】
1 山が焼けること。山火事。 2 山の強い日差しを受けて日焼けすること。「—のした顔に白粉も塗らず」〈秋声・あらくれ〉
やま‐ゆり【山百合】
ユリ科の多年草。山野に自生し、高さ約1.5メートル。葉は披針形で互生。夏、白色のらっぱ状の花が横向きに開く。花の内面には赤い斑点があり、強い香りを放つ。本州の近畿地方以北に多い。鱗茎(りんけい)...
ゆう【雄】
[常用漢字] [音]ユウ(漢) [訓]お おす 〈ユウ〉 1 おす。「雄蕊(ゆうずい)・雄性/雌雄」 2 おおしい。勇ましく強い。胆力・知力のすぐれた人。「雄姿・雄壮・雄弁/英雄・奸雄(かんゆ...
ゆう‐かん【勇悍】
[名・形動]いさましくて強いこと。また、そのさま。「浪士等が—なる今落人となりながら」〈染崎延房・近世紀聞〉
ゆう‐き【雄毅/勇毅】
[名・形動]雄々しくて、意志が強いこと。また、そのさま。「—にして撓まざる人なり」〈中村訳・西国立志編〉
ゆうきえんそ‐ざい【有機塩素剤】
塩素を含む有機化合物を主体とする農薬・殺虫剤。DDT・BHC・アルドリン・エンドリン・ディルドリンなど。効力が強いが、体内への蓄積性も高いため現在は使用禁止。
ゆうき‐おん【有気音】
[p][t][k]のような破裂音が強い気息に伴われて発せられる音。帯気音。⇔無気音。
ゆうきすいぎん‐ざい【有機水銀剤】
炭素と水銀とが直接結合している化合物を主体とする薬剤。農薬・殺虫剤・殺菌剤・消毒剤などに用いられるが、人畜に対しても毒性が強いため、使用禁止となったものが多い。