おがさわら‐やもり【小笠原守宮】
ヤモリ科の爬虫(はちゅう)類。全長8センチくらいで、尾は扁平。雌だけで単為生殖するため、繁殖力が強い。熱帯アジアから太平洋の諸島、小笠原諸島に分布。
オキシダント【oxidant】
《酸化体の意》大気中の窒素酸化物・炭化水素などが紫外線の作用で光化学変化を起こして生じた酸化性の強い物質。光化学スモッグの原因となる。オゾンのほかアクロレインやアルデヒドなどが含まれ、生物に有害。
おきな‐がい【翁貝】
ソトオリガイ科の二枚貝。潮間帯付近の砂泥底にすむ。貝殻は楕円形で膨らみ、殻長約5センチ。殻は薄く、真珠光沢が強い白色。本州以南に分布。うすぎぬがい。
おし【押し/圧し】
[名] 1 力を加えること。 ㋐上から重みをかけること。また、そのもの。おもし。「漬物に—をする」「ズボンの寝—」 ㋑相撲で、四つ身にならず手のひらを相手に当てて前へ進むこと。 2 無理にでも...
おし‐うり【押(し)売(り)】
[名](スル) 1 買う意志のない者にむりやりに売りつけること。また、その人。⇔押し買(が)い。 2 相手の気持ちを考えずに、無理に押しつけること。無理強い。「親切の—はご免だ」
おし‐がら【押し柄】
《「おしから」とも》押しの強い性質。「肝太くして、—になんありける」〈今昔・二八・二三〉 [補説]のち、「押柄」を音読みして「おうへい」といい、「横柄」と書くことが多い。
おしがら‐だ・つ【押し柄立つ】
[動タ四]押しの強い性質を持っている。「心ばへかしこく、肝太く—・ちてなんおはしける」〈宇治拾遺・七〉
おし‐ごと【押し事】
無理を押しつけること。無理強い。「知ってゐながらこの叔母が—したるそのとがめ」〈浄・女腹切〉
おし‐つけ【押(し)付け】
[名] 1 無理強いすること。「規則の—」 2 「押付の板」の略。
[副]まもなく。おっつけ。「—奥座敷に替はりんすと、このやかましいがよくなりんす」〈洒・遊子方言〉
おし‐つつ・む【押(し)包む】
[動マ五(四)] 1 すっかり包み込む。「夜の闇が—・む」 2 強いて隠す。押し隠す。「胸中の苦しみを—・む」