がごめ
《「がもめ」とも》北海道道南地域で産する昆布の一種。強い粘りけが特徴で、刻んだものは水で戻して醤油を垂らして食すことが多い。乾燥させて削ったとろろ昆布もある。表面のでこぼこが籠の目に見えるところ...
がし
[終助]《終助詞「かし」の音変化》命令形に付いて、強い願望の意を表す。なんとか…してほしい。「あはれ爰(ここ)に五十二両降れ—」〈浮・曲三味線・六〉 [補説]近世以降の語。
[接尾]動詞の命...
がつん
[副] 1 堅くて重い物が勢いよくぶつかる音を表す語。がちん。「牛が角を—とぶつけ合う」 2 衝撃や刺激の強いさまを表す語。「言いたいことを—と言う」「辛みが—とくるカレー」
が‐づ・よい【我強い】
[形][文]がづよ・し[ク]我が強い。強情である。「あの—・い按摩に追いかけられる夢で苦しめられた」〈志賀・児を盗む話〉
が‐ほう【芽胞】
一部の細菌が、増殖に適さない環境になったときに形成する、耐久性の高い特殊な細胞構造。熱・薬剤・乾燥などに強い抵抗力を示し、長期間休眠状態を維持できる。増殖に適した環境になると発芽して菌体に戻る。...
が‐まん【我慢】
[名・形動](スル) 1 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには—がならない」「ここが—のしどころだ」「痛みを—する」 2 我意を張ること。また、そのさま。強情。「—な彼は…外(うわ...
がまん‐づよ・い【我慢強い】
[形][文]がまんづよ・し[ク] 1 忍耐力がある。辛抱強い。「—・い子供」 2 我(が)を張る気持ちが強い。「いかに—・い自分も自分の方が佳いとは言えなかった」〈独歩・画の悲み〉
我慢(がまん)の角(つの)
高慢・強情の気持ちが強いことを、角の堅いのにたとえていったもの。「—が折れる」
が‐よく【我欲/我慾】
自分一人の利益・満足だけを求める気持ち。「—が強い」「—を捨てる」
がんか‐せん【眼下腺】
臭腺の一。シカやカモシカなどの目の下にみられ、強いにおいのする液を分泌する。