コバルト‐ろくじゅう【コバルト六〇】
天然の質量数59のコバルトを原子炉に入れて中性子を吸収させると得られる、質量数60のコバルト。人工の放射性同位体で、半減期は5.2年。強いγ(ガンマ)線を出すので、γ線源として理化学・工学・生物...
こばん‐ざめ【小判鮫】
1 コバンザメ科の海水魚。全長約80センチ。体は細長く、頭胴部は縦扁し、頭の上面に第1背びれの変形した小判形の吸盤をもち、大形魚や船舶に吸着する。体色は青褐色で、体側に幅広い暗色の帯が1本走る。...
こまち‐ぐも【小町蜘蛛】
フクログモ科コマチグモ属のクモの総称。体長6〜14ミリで、薄黄色。雌はススキや笹の葉を巻いて産室を作り、その中で孵化(ふか)した子グモに自分の体を食べさせる。カバキコマチグモは毒性が強い。
こ‐より【蚕寄り】
蚕(かいこ)が小さいときに、蚕座の一部に集まること。蚕が健康で強いしるしとされる。
ころは【胡蘆巴】
マメ科の一年草。ギリシャおよび西アジアの原産。全体に強い芳香があり、種子は香辛料・薬用となる。フェヌグリーク。
こわ・い【強い】
[形][文]こは・し[ク]《「怖い」と同語源》 1 容易に言いなりにならなくて頑固である。強情である。「情の—・い子供」 2 かたくて扱いにくい。ごわごわしている。「—・い御飯」「髪が—・い」 ...
こわごわ・し【強強し】
[形シク] 1 いかにもこわばっている。ごわごわしている。「裳、唐衣(からぎぬ)など—・しく装束きたるもあり」〈能因本枕・一二四〉 2 無骨である。ぎこちない。「おのづから—・しき声に読みなされ...
こわ‐だんぱん【強談判】
主張を通そうと強い調子でかけあうこと。強硬な談判。「—に及ぶ」
こわもて【強面/怖面】
[名・形動]《「こわおもて」の音変化》こわい顔つきで他人をおびやかすこと。相手に対して強い態度に出ること。「—に意見をする」「彼の—なるをいと稚(おさな)しと軽しめたるように」〈紅葉・金色夜叉〉
こんごうせい‐にょうしっきん【混合性尿失禁】
せきやくしゃみなどで腹に力が加わったときに尿が漏れる腹圧性尿失禁と、急に強い尿意を感じて尿が漏れる切迫性尿失禁の両方が混在する尿失禁のこと。