きょう‐ひつ【匡弼】
非をただし、欠けたところを補い助けること。また、それを行う人。匡輔(きょうほ)。
さほ‐うひつ【左輔右弼】
「さほゆうひつ(左輔右弼)」に同じ。
さほ‐ゆうひつ【左輔右弼】
君主の左右にいて、政治をたすける臣。輔弼(ほひつ)の臣。
しょう‐ひつ【少弼】
律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官(すけ)。正五位下相当。すないすけ。
だい‐ひつ【大弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官。少弼(しょうひつ)の上に置かれた。 2 孝謙天皇の時の紫微中台(しびちゅうだい)、およびそれを天平宝字2年(758)に改称した坤宮官(こんぐうかん)...
ひつ【弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官(すけ)。大・少各1名。 2 奈良時代、紫微中台(しびちゅうだい)の次官。
ひつ【弼】
[音]ヒツ(漢) [訓]すけ 付き添って助け正す。補佐する人。「匡弼(きょうひつ)・輔弼・良弼」 [名のり]すけ・たかし・たすく・ただし・たね・のり
ほ‐ひつ【輔弼/補弼】
[名](スル) 1 天子の国政を輔佐すること。 2 明治憲法下で、国務大臣・宮内大臣・内大臣が天皇の権能行使に対して助言すること。
りょう‐ひつ【良弼】
よい補佐の臣。良佐。良輔(りょうほ)。