あおき‐しゅうひつ【青木周弼】
[1803〜1864]江戸末期の医学者。周防(すおう)の人。名は「しゅうすけ」とも。江戸・長崎で蘭学を学び、のちに長州藩医として種痘を実施。著「袖珍(しゅうちん)内外方叢」「察病論」など。
いい‐なおすけ【井伊直弼】
[1815〜1860]江戸末期の大老。近江国彦根藩主。掃部頭(かもんのかみ)。勅許を得ずに日米修好通商条約に調印。反対勢力を弾圧して「安政の大獄」を起こし、水戸・薩摩の浪士らに江戸城桜田門外で殺...
おう‐ひつ【王弼】
[226〜249]中国、三国時代の魏(ぎ)の思想家。山陽(河南省)の人。字(あざな)は輔嗣(ほし)。幼くして高名をはせ、何晏(かあん)とともに玄学(老荘の学)の始祖といわれる。著「周易注」「老子...
きょう‐ひつ【匡弼】
非をただし、欠けたところを補い助けること。また、それを行う人。匡輔(きょうほ)。
さほ‐うひつ【左輔右弼】
「さほゆうひつ(左輔右弼)」に同じ。
さほ‐ゆうひつ【左輔右弼】
君主の左右にいて、政治をたすける臣。輔弼(ほひつ)の臣。
しょう‐ひつ【少弼】
律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官(すけ)。正五位下相当。すないすけ。
だい‐ひつ【大弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官。少弼(しょうひつ)の上に置かれた。 2 孝謙天皇の時の紫微中台(しびちゅうだい)、およびそれを天平宝字2年(758)に改称した坤宮官(こんぐうかん)...
ひつ【弼】
1 律令制で、弾正台(だんじょうだい)の次官(すけ)。大・少各1名。 2 奈良時代、紫微中台(しびちゅうだい)の次官。
ひつ【弼】
[音]ヒツ(漢) [訓]すけ 付き添って助け正す。補佐する人。「匡弼(きょうひつ)・輔弼・良弼」 [名のり]すけ・たかし・たすく・ただし・たね・のり