だん‐う【弾雨】
弾丸が雨のように激しく飛んでくること。また、その弾丸。「砲煙—」
だん‐がい【弾劾】
[名](スル) 1 犯罪や不正をはっきりさせて、責任をとるように求めること。「政府の失政を—する」 2 法令によって身分保障のある公務員の非行に対し、国会の訴追によって罷免または処罰する手続き。...
だんがい‐さいばんしょ【弾劾裁判所】
公の弾劾による罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するため、国会に設けられる裁判所。衆参両議院の議員各7名の裁判員で構成される。訴追については裁判官訴追委員会が行う。裁判官弾劾裁判所。
だんがい‐しゅぎ【弾劾主義】
犯罪がある場合、国家が進んで訴訟手続きをせず、原告の訴えをまって裁判所がこれを審判する方式。→糾問主義
だん‐がん【弾丸】
1 銃弾や砲弾の総称。 2 鉄砲のたまのように速いことのたとえ。「—ライナー」 3 古代中国で、小鳥などを捕らえるために、はじき弓につけて飛ばしたたま。はじきだま。
弾丸(だんがん)黒子(こくし)の地(ち)
はじき弓のたまやほくろほどの、きわめて狭く小さい土地。猫の額ほどの土地。
だんがん‐ツアー【弾丸ツアー】
ある目的のために現地へ直行し、その日のうちに帰る形態の短期旅行。海外など遠方の場合にも車中泊・機中泊などを利用し、現地には宿泊しない。商標名。
だんがん‐とざん【弾丸登山】
途中で休憩や睡眠を取らず、一気に頂上を目指す登山のこと。 [補説]高い山では特に、高山病にかかる危険性や、種々の事故の恐れなどが指摘されている。
だんがん‐どうろ【弾丸道路】
自動車専用の高速道路。昭和20年代(1945〜1954)に用いられた語。
だんがん‐れっしゃ【弾丸列車】
弾丸のように速い列車の意。昭和13年(1938)東京・下関間を結ぶ広軌幹線鉄道の計画中に用いられた語。