だんし‐きょう【弾指頃】
「弾指の間」に同じ。「三過門間の老病死一—去来今とも、彼様の事をや申すべき」〈太平記・三〇〉
だんし‐すいちく【弾糸吹竹】
琴などをひき、笛などを吹くこと。音曲を楽しむこと。
だんし‐の‐かん【弾指の間】
指をはじくだけのきわめて短い時間。「芭蕉の断末魔も既にもう、—に迫ったのであろう」〈芥川・枯野抄〉
だん‐じょう【弾正】
1 「弾正台」の略。 2 弾正台の職員の総称。
だんじょう‐だい【弾正台】
1 律令制で、非違の取り締まり、風俗の粛正などをつかさどった役所。検非違使(けびいし)が置かれてからは形骸化した。ただすつかさ。 2 明治2年(1869)太政官制下に設置された警察機関。同4年、...
だん・じる【弾じる】
[動ザ上一]「だん(弾)ずる」(サ変)の上一段化。「琴を—・じる」
だん・ずる【弾ずる】
[動サ変][文]だん・ず[サ変]《中世では多く「たんずる」》 1 楽器の弦をかき鳴らす。かなでる。「琴を—・ずる」 2 罪や不正を追及する。弾劾する。「互に此般の不品行あれば、着々其罪を—・じて...
だん‐せい【弾性】
外力で変形した物体が、力を取り去るともとに戻ろうとする性質。
だんせい‐エネルギー【弾性エネルギー】
変形している弾性体の蓄えている位置エネルギー。ひずみのエネルギー。
だんせい‐けいすう【弾性係数】
⇒弾性率