にく‐だん【肉弾】
兵士が弾丸の代わりとして敵陣に突入すること。 [補説]日露戦争を描いた桜井忠温の戦記文学「肉弾」からできた語。
にくだん【肉弾】
桜井忠温の戦記小説。日露戦争での実体験をもとに書かれたもの。明治39年(1906)刊行。 を原作とする映画。岡本喜八監督・脚本、昭和43年(1968)公開。第23回毎日映画コンクール監督賞受賞。
にんげん‐ばくだん【人間爆弾】
人間を使った爆弾。爆発物を体に取り付ける、体内に埋め込むなどの方法がある。テロリストが自らの意志で行うほか、爆発物の所持が疑われにくい子供や女性などが利用されることもある。
ねんりょうきか‐ばくだん【燃料気化爆弾】
⇒気化爆弾
はくりん‐だん【白燐弾】
白燐を詰めた砲弾・手榴弾。主に煙や光を発生させる目的で、発煙弾・照明弾・信号弾・曳光弾などとして用いられる。 [補説]2004年に米国がイラク戦争で、2009年にイスラエルがガザ攻撃の際に、それ...
はこう‐だん【破甲弾】
軍艦・戦車などの装甲を貫き、内部に入ってから爆発する砲弾。
はぜ‐だま【爆ぜ弾】
爆裂弾。ばくだん。
ばくしゅくがた‐かくばくだん【爆縮型核爆弾】
爆縮の圧力を利用して起爆する核爆弾。核分裂性物質(プルトニウムまたは高濃縮ウラン)を包むように爆薬を配置した球形の構造で、爆発の圧力により核分裂物質が圧縮されて超臨界状態に達し、核爆発を起こす。...
ばく‐だん【爆弾】
1 爆薬を充塡(じゅうてん)し、投下または投擲(とうてき)して爆発させ、人や施設を殺傷・破壊するための兵器。 2 突然に周囲を大きく混乱させるもの、また重大な危険のたとえ。「—をかかえる」「—発...
ばくれつ‐だん【爆裂弾】
爆弾の古い言い方。「家のなかに—でもあるように」〈宇野浩二・苦の世界〉