あて【当て/宛】
[名] 1 行動の目当て。目標。目的。「—もなくうろつく」 2 将来に対する見通し。先行きの見込み。「借金を返す—がない」 3 心の中で期待している物事。頼り。「父からの援助は—にできない」 ...
あて‐あて【当て当て/宛宛】
それぞれに割り当てること。分担。「由ある受領などをえりて、—に催し給ふ」〈源・澪標〉
あて‐うま【当て馬】
1 牝馬(ひんば)に発情を促したり、発情の有無を調べたりするための牡馬(ぼば)。 2 相手の反応やようすを探るために、仮の者を表面に出してみること。また、その者。「—の候補を立てる」
あて‐え【当て絵】
見る人に、それが表す寓意を当てさせる目的で描かれた絵。
あて‐がき【当て書(き)】
[名](スル)演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。
当(あ)てが外(はず)・れる
見込みが違う。期待に反する。「もっと客が入ると思ったが、—・れた」
あて‐ぎ【当て木】
物に添え当てる木。
あて‐ぎれ【当て切れ】
補修用に当てる布。
あて‐くち【当て口】
当てつけた言葉。あてこすり。
あて‐こすり【当て擦り】
あてこすること。また、その言葉。あてつけ。