あてっ‐こ【当てっこ】
[名](スル) 1 わかっていないことを当て合うこと。「彼が来るかどうか—する」 2 だれが的にうまくぶつけるかを競争すること。また、その遊び。
あて‐つけ【当て付け】
あてつけること。あてこすり。「冗談めかして—を言う」「彼への—に他の男性と親しげに話す」
あてつけ‐がまし・い【当て付けがましい】
[形][文]あてつけがま・し[シク]あてつけるような態度が露骨に表れているさま。「相席の人が—・くタバコの煙をはらった」
あて‐つ・ける【当て付ける】
[動カ下一][文]あてつ・く[カ下二] 1 他にかこつけて相手の悪口や皮肉などを言う。また、皮肉な態度をとる。あてこする。「兄に—・けて弟をほめる」 2 仲のよさを見せつける。「新婚の夫婦に目の...
あて‐ど【当て所】
1 目当てにしている所。目標。「—もない旅に出る」 2 当てる所。当てるべき所。「涙にくれて太刀の—も覚えねば」〈保元・上〉
あて‐どころ【宛所/充て所/当て所】
1 郵便物などの送付先の所書き。宛先。 2 「宛書き2」に同じ。 3 意図するところ。目的。
あて‐なし【当て無し】
目当てのないこと。頼るもののないこと。「顔を外向(そむ)けて—に見開き居る眼」〈露伴・いさなとり〉
あて‐にげ【当て逃げ】
自動車・船舶などが、ほかの自動車・船舶などに衝突して損害を与え、そのまま逃げてしまうこと。
当(あ)てに◦する
心の中で期待し頼りにする。先行きの予想を立てて頼みとする。「実家からの仕送りを—◦する」
あて‐ぬの【当て布】
1 布地の補強や物の保護などのためにあてがう布。 2 アイロンをかける場合、布地を損じないように、衣服などの上にのせる布。