ろう‐せい【老成】
[名・形動](スル) 1 年をとり経験を積んで、熟達していること。また、そのさま。「大家の—した文章」「此—なる代言人は、生来冷淡で」〈若松訳・小公子〉 2 年齢のわりにおとなびていること。「若...
ろう‐せつ【陋拙】
[名・形動]いやしくつたないこと。下品で劣っていること。また、そのさま。拙陋。
ろう‐ぜき【狼藉】
《「史記」滑稽伝による。狼(おおかみ)は寝るとき下草を藉(ふ)み荒らすところから》 [名]無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「—を働く」「乱暴—」
[ト・タル][文][形動タリ]物が乱雑に...
ろう‐そう【踉蹌】
[ト・タル][文][形動タリ]ふらふらとよろめくさま。蹌踉。「石を躡(ふ)み、巌を廻り…—として近(ちかづ)き見れば」〈紅葉・金色夜叉〉
ろう‐だい【老大】
[名・形動]年をとっていること。また、その人や、そのさま。「縦令君、—なるも」〈織田訳・花柳春話〉
ろう‐れつ【陋劣】
[名・形動]いやしく軽蔑すべきであること。また、そのさま。卑劣。「—なる愚蠢(おろか)の人物」〈逍遥・小説神髄〉
ろう‐れん【老練】
[名・形動]多く経験を積んで、物事に慣れ、巧みであること。また、そのさま。老巧。「—な(の)かけひき」「—な(の)船乗り」
ろう‐ろう【朗朗】
[ト・タル][文][形動タリ]音声が澄んでよく通るさま。「—と答辞を読み上げる」「音吐—」
ろう‐ろう【朧朧】
[ト・タル][文][形動タリ]おぼろにかすんださま。うすあかるいさま。「—たる月」
ろう‐ろう【浪浪】
[名]さまよい歩くこと。また、仕える主人のないこと。浪人であること。「—の身」
[形動タリ]水や涙の流れるさま。「青海—として白雲沈々たり」〈海道記〉