ねつ・い
[形]《名詞「熱」の形容詞化》 1 粘りづよい。熱心である。「—・い性格」 2 しつこい。くどい。「いつまでも—・く小言をいう」
の
[格助]名詞、形容詞、形容動詞の語幹、副詞、副助詞、接続助詞「て」「ながら」などに付く。 1 連体修飾格として諸種の関係を表す。 ㋐所有。…の持つ。…のものである。「会社—寮」「後徳大寺大臣(...
のぞまし・い【望ましい】
[形][文]のぞま・し[シク]《動詞「のぞ(望)む」の形容詞化》そうあってほしい。願わしい。「全員参加が—・い」 [派生]のぞましさ[名]
のろ【鈍】
[名・形動]《形容詞「のろい」の語幹から》のろいこと。にぶいこと。また、そのさまや、そのような人。のろま。「目にあまる—な事をやってますぜ」〈白鳥・泥人形〉
のろわし・い【呪わしい】
[形][文]のろは・し[シク]《「のろ(呪)う」の形容詞化》呪いたい気持ちである。「—・い運命」「—・い事件」
はか
[接尾]状態を表す名詞や形容詞語幹などに付いて、形容動詞の語幹をつくる。そのようなさまという意を表す。「あて—」「あさ—」
白扇(はくせん)倒(さかしま)に懸(か)かる
《石川丈山の詩「富士山」から》富士山が雪に覆われてそびえている姿の形容。
はく‐りょう【白竜】
1 天帝の使者とされる白い竜。はくりゅう。 2 白く泡だつ渓流や滝の形容。はくりゅう。「幾百千の—の、おどるよおどるよ、碧(みどり)の淵に」〈文部省唱歌・滝〉
はしか・し
[形ク]《名詞「はしか(芒)」の形容詞化》 1 ちくちくと痛い。〈名義抄〉 2 はがゆい。じれったい。「我々にはちと—・からう」〈浄・孕常盤〉
はしき‐やし【愛しきやし】
[連語]《形容詞「は(愛)し」の連体形+間投助詞「やし」》いとおしい。なつかしい。「石走(いはばし)る垂水(たるみ)の水の—君に恋ふらく我が心から」〈万・三〇二五〉