あおぞら‐ぶんこ【青空文庫】
インターネットを利用して無料で公開されている電子図書館。著作権の切れた作品や作者から無償で提供された作品などを電子化。テキスト形式、XHTML形式などで読める。
あおとふじつなもりょうあん【青砥藤綱模稜案】
読本。10巻。曲亭馬琴著。葛飾北斎画。文化8〜9年(1811〜12)刊。日本や中国の裁判記録を題材に、青砥藤綱の名裁判で事件が解決する形式に脚色したもの。
アカデミズム【academism】
1 大学などでの、理論を重視し、学問・芸術の純粋性・正統性を守ろうとする立場。ジャーナリズムに対比して用いられることがある。 2 学問・芸術の、保守的、形式主義的傾向。官学風。
ア‐カプリッチョ【(イタリア)a capriccio】
音楽で、発想標語の一。形式や拍子にとらわれず、自在に、の意。
あきかぜのきょく【秋風の曲】
箏曲(そうきょく)。光崎検校(みつざきけんぎょう)作曲、蒔田雁門(まきたがんもん)作詞により、天保年間(1830〜1844)に成立。段物と唄物とを併せた新形式で、歌詞は白居易の「長恨歌」に取材。
アクティブ‐サスペンション【active suspension】
自動車のサスペンションの一形式。路面の状況に応じてダンパーの減衰力を電子的に制御し、車体の姿勢や挙動を安定させたり、乗り心地を快適にしたりする。
あげ‐くび【盤領/上頸】
袍(ほう)・襖(あお)のような盤領(まるえり)の形式。頸上(くびかみ)のひもを懸け合わせてとめる。→垂領(たりくび)
頭(あたま)剃(そ)るより心(こころ)を剃(そ)れ
頭を剃って形だけ僧になっても、心が伴わなければだめだ。形式よりも精神が大事だということ。かしら剃るより心を剃れ。
新(あたら)しい酒(さけ)を古(ふる)い革袋(かわぶくろ)に入(い)れる
《新約聖書「マタイによる福音書」第9章から》新しい内容を古い形式に盛り込む。多く内容も形式もともに生きないことにいう。
あっかん‐しょうせつ【悪漢小説】
《picaresque novel/(スペイン)novela picaresca》16世紀、スペインにおこった小説の一形式。下層階級出身で悪知恵に富む主人公の体験や生活を、諧謔(かいぎゃく)と風...