ゆう‐しょく【油色】
彩色画や金銀泥絵などの上に透明な油を塗り、表面を保護し、また光沢を出す技法。中央アジア、中国唐代に盛行。日本には奈良時代に伝えられ、密陀絵はその代表的例。
ようめい‐もん【陽明門】
平安京大内裏外郭十二門の一。東面し、上東門と待賢門との間にあった。近衛門。 日光東照宮の中門。三間一戸の楼門で入母屋造(いりもやづく)り。四方に軒唐破風(のきからはふ)がある。天井画のほか、...
よしの‐びな【吉野雛】
木彫りで彩色した、立ち姿の雛人形。
よしゃずこう【輿車図考】
江戸後期の故実書。松平定信編、渡辺広輝画。16巻。文化元年(1804)成立。各種の輿車に関する考証に、彩色図を付した書。
ラスコー【Lascaux】
フランス南西部、ドルドーニュ川の支流のベゼール川南岸にある都市。近郊のモンティニャックにラスコー洞窟(どうくつ)がある。1940年にその中で発見された彩色の動物壁画は、後期旧石器時代終末期のもの...
ラムセスさんせい‐そうさいでん【ラムセス三世葬祭殿】
《Mortuary Temple of Ramses Ⅲ》エジプト南東部の古代都市テーベ(現ルクソール)のナイル川西岸にある葬祭殿。古代エジプト第20王朝ラムセス3世によりラムセウムを模して建造...
りゅう‐だい【竜戴/竜台】
《「りゅうたい」とも》能のかぶり物の一。冠に、皮を竜の形に切り抜いて彩色した立物(たてもの)を立てたもの。竜神の役に用いる。
れん‐ぷ【臉譜】
《「臉」は顔の意》京劇など中国古典劇の化粧法で、俳優の顔に施す隈取(くまど)り。仮面から脱化して、清朝末期に現在の様式が完成。異なった彩色により、その人物の性格を示す。けんぷ。
ワット‐マハーウマデウィ【Wat Maha Uma Devi】
タイの首都バンコクの中心部にある、ヒンズー教シャクティ派の寺院。シーロム通り沿いに位置する。周辺には南インド系住民が多い。ヒンズー教ゆかりの神々や、動物たちの極彩色の彫像が施されたゴープラム(塔...