フォワード‐ガイダンス【forward guidance】
中央銀行が将来の金融政策の変更に関する情報を提供すること。市場参加者の予想や期待に働きかけて、長期・短期の市場金利等に影響を及ぼし、金融政策の効果を高めるのが目的。
ふくいん‐きょうかい【福音教会】
プロテスタント教会の一教派。19世紀初め、ルター派のジェイコブ=オールブライトがメソジスト派の影響をうけて北米ペンシルベニアに興した教会。日本には明治9年(1876)に伝わった。
ふくざつ‐けい【複雑系】
数多くの要素で構成され、それぞれの要素が相互かつ複雑に絡み合った系またはシステム。脳、生命現象、生態系、気象現象のほか、人間社会そのものが挙げられる。個々の要素の振る舞いや局所的な擾乱が系全体に...
ふく‐ていきあつ【副低気圧】
低気圧の等圧線の一部が、地形の影響で膨れてできる小さな低気圧。
ふくほん‐もんだい【複本問題】
公共の図書館が人気の新刊書を複数冊購入し、利用者に無料で貸し出すことが、書籍販売の妨げとなっているという指摘。 [補説]日本図書館協会と日本書籍出版協会が平成15年(2003)に行った「公立図書...
ふじなみ‐しんとう【藤波神道】
江戸時代、伊勢神宮の祭主藤波氏の流れをくむ真野(藤波)時綱が唱えた神道説。度会(わたらい)神道(伊勢神道)の影響を強く受け、三種の神器を神道の主眼とする。
ふたつのアラベスク【二つのアラベスク】
《原題、(フランス)Deux Arabesques》ドビュッシーのピアノ曲。全2曲。1888年作曲。ロマン派の影響が残る、作者の初期の代表作として知られる。
ふたりのにんげん【二人の人間】
《原題、(ドイツ)Zwei Menschen》デーメルによる長編叙事詩。1903年発表。のちに妻となるイーダ=アウエルバッハとの恋愛の影響がみられる作品。
フッガー‐け【フッガー家】
《Fugger》15、6世紀、ドイツのアウグスブルクの豪商の一族。東方貿易や鉱山経営によって巨富をなし、教皇や皇帝・諸侯らに融資を行うなどして国際政治にも大きな影響力を持った。
ふっこ‐しんとう【復古神道】
江戸後期に荷田春満(かだのあずままろ)・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤(ひらたあつたね)らの国学者によって提唱された神道説の総称。儒教・仏教などの影響を受ける以前の日本民族固有の精神に立ち返ろうと...