ゴースト‐フィッシング【ghost fishing】
流失したり海底に沈んだりした漁具により、意図せず長期間にわたって魚介類や海洋生物が捕獲されること。水産資源の減少や生態系への影響が指摘されている。幽霊漁業。
細行(さいこう)を矜(つつし)まざれば終(つい)に大徳(だいとく)を累(わずら)わす
《「書経」旅獒から》ちょっとした行いでも慎重にしないと、最後にはその人の徳に悪影響を及ぼす。
サイコ‐オンコロジー【psycho-oncology】
悪性腫瘍について心理学・精神医学・社会的側面から研究する学問。癌(がん)が患者・家族や医療従事者の心理・精神面に与える影響、および患者の心理や患者をとりまく家族・職場・地域などの社会的因子が症状...
さいごくりっしへん【西国立志編】
英国のサミュエル=スマイルズの「Self Help(自助論)」の翻訳書。中村正直訳。11冊。明治3〜4年(1870〜1871)刊。西洋の歴史上の人物数百人の成功談を述べ、個人主義的道徳を説く。明...
さいしょう‐えいきょうりょう【最小影響量】
化学物質や薬物についての毒性試験で、実験動物に何らかの影響が認められた最小用量のこと。最小作用量。LOEL(ロエル)(lowest observed effect level)。
さいしょう‐さようりょう【最小作用量】
⇒最小影響量
さいせきパイル‐こうほう【砕石パイル工法】
砕石を使って軟弱な地盤を改良する工事。地面に直径約40センチの縦穴を掘り、砕石を詰め込んで地盤を締め固めていく。地震の揺れや液状化に強く、環境への影響が少ないなどの長所がある。
さいだい‐むさようりょう【最大無作用量】
⇒無影響量
サクレウ【Zaculeu】
グアテマラ西部の都市ウエウエテナンゴの西郊にあるマヤ文明の遺跡。マム族が都を置いた場所で、古典期に建てられた神殿・ピラミッド・球戯場など、トルテカ文化の影響を受けた建造物が残っている。
さざえ【栄螺/拳螺】
1 リュウテンサザエ科の巻き貝。北海道南部から南の暖流の影響を受ける岩礁に分布。貝殻は殻高約10センチで厚く、こぶし状をなし、太いとげのような突起をもつものが多い。肉は壺焼きなどで賞味され、春か...