なにわ‐ぶし【浪花節/難波節】
語り物の一種。江戸末期、説経節・祭文などの影響を受けて大坂で成立。初めはちょんがれ節・うかれ節などともよばれた。三味線の伴奏で独演し、題材は軍談・講釈・物語など、義理人情をテーマとしたものが多い...
ナノ‐ざいりょう【ナノ材料】
直径100ナノメートル以下の粒子からなる材料。カーボンナノチューブや酸化チタンなど。機能性が高くさまざまな工業応用が期待されているが、発癌性など生体に対する影響も懸念されている。
ナポレオン‐ほうてん【ナポレオン法典】
1804年3月、ナポレオン1世が制定した民法典。全文2281条。私的所有権の絶対、個人意志の自由、家族の尊重を基本原則とし、身分編・財産編・財産取得編の3部からなる。世界各国の民法に大きな影響を...
なん‐が【南画】
1 南宗画(なんしゅうが)の略称。 2 江戸中期以降、南宗画の影響のもとに独自の様式を追求した新興の画派の作品。大成者は池大雅と与謝蕪村。
なんばん‐びじゅつ【南蛮美術】
桃山時代から江戸初期にかけて、西洋の影響のもとにつくられた美術。
なんぴん‐は【南蘋派】
江戸時代、日本画の流派の一。享保年間(1716〜1736)に長崎に渡来した清の画家、沈南蘋(しんなんぴん)の影響を受け、花鳥画を主とした。
なんぶ‐アフリカ【南部アフリカ】
アフリカ南部を占める地域。ボツワナ・ナミビア・南アフリカ共和国・エスワティニ・レソトからなる。大半をステップ気候が占めるが、南端のケープタウン周辺は地中海性気候がみられる。17世紀以降、イギリス...
ナーランダ【Nalanda】
スリランカ中部にある仏教遺跡。8世紀頃に南インドの建築様式で建てられた石造の仏殿がある。ヒンズー教の影響が色濃く残り、同国では珍しい男女の交合の浮き彫りなどが見られる。またセイロン島のほぼ中心に...
に‐おけ‐る【に於ける】
[連語]《格助詞「に」+動詞「おく」の已然形+完了の助動詞「り」の連体形》 1 ある事柄が存在し、または行われる場所・場合・状況などにある限定を加える。…での。「わが国—公害対策」「民主主義—人...
ニクソン‐ショック【Nixon shock】
1 1971年8月に米国のニクソン大統領がドルの金兌換(だかん)の停止を宣言したこと。ベトナム戦争による財政悪化の解決策として、大統領が議会にもはからずに発表したもので、輸入課徴金の実施などを内...