やく‐づけ【役付け】
役を割り当てること。割り当てた役を記すこと。また、そのもの。「狂言の番組、—を求めて」〈浮・男色大鑑・七〉
やく‐と【役と】
[副] 1 一つのことに専念するさま。もっぱら。ひたすら。「酒を造り置きて、他のことにも使はずして、—蜂にのませてなむこれを祭りける」〈今昔・二九・三六〉 2 はなはだ。やけに。たいそう。「—足...
やく‐とく【役得】
その役目についていることによって得られる特別の利得や特権。「—の多い仕事」
やく‐どころ【役所】
1 その人にふさわしい役目。「—をわきまえた人」 2 与えられた役目。
役(やく)に立(た)・つ
使って効果がある。有用である。「—・つ人材」「急場の—・つ」
やく‐にん【役人】
1 国や地方自治体の機関に勤めている人。官公吏。公務員。 2 役目を受け持っている人。「—ぞ、明けられよとて」〈平家・三〉 3 役者。俳優。「獅子舞の—」〈浮・五人女・一〉
役人風(やくにんかぜ)を吹(ふ)か・す
いかにも役人であるという態度でいばる。「横柄に—・す」
やくにん‐こんじょう【役人根性】
役人によく見られる、融通がきかずいばりたがる性格。
やく‐ば【役場】
1 町長・村長・地方公務員が事務を扱う所。また、その建物。「町—」「村—」 2 公証人などが事務をとる所。
やく‐び【役日】
節日・祝日などの特別な日。物日(ものび)。