てい‐えき【丁役】
律令制で、諸国から徴発された正丁が諸官司の労役に服したこと。→仕丁(じちょう)
じょう‐えき【定役】
⇒ていえき(定役)
てい‐えき【定役】
懲役囚に科せられる一定の労役。じょうえき。
てき‐やく【敵役】
「かたきやく」に同じ。
てき‐やく【適役】
その役に適していること。また、その人に適した役。はまりやく。「主演の女優が—だ」「司会には彼が—だ」
て‐やく【手役】
花札(はなふだ)で、最初に配られた札だけで成立する役。→出来役(できやく)
てんま‐やく【伝馬役】
戦国時代から江戸時代、街道の宿駅で公的な貨客輸送を行うための課役。江戸時代には五街道の宿駅ごとに常備人馬数が定められていた。
てん‐やく【天役/点役】
中世、朝廷に大儀・造営があった時など、臨時に賦課した雑税。
でき‐やく【出来役】
花札で、勝負の結果取った札の中でできた役。→手役(てやく)
で‐やく【出役】
江戸幕府の職制で、本職を持つ者が、臨時に他の職を兼ね勤めること。しゅつやく。