おく‐やく【奥役】
劇場で、楽屋に関するいっさいを取り仕切る人。今日では、興行主と役者・作者・裏方などの間に立って、狂言の選択・配役、また給料の処理などを行う。
おとこ‐やく【男役】
1 演劇・映画などで、男に扮(ふん)する役。男形(おとこがた)。 2 男が務めるべき役。男にふさわしい役目。
おなんど‐やく【御納戸役】
⇒納戸方(なんどかた)
おに‐やく【鬼役】
貴人に出す飲食物の毒味役。→鬼食い →鬼飲み「貴人に物を参らするには、—毒味をなすべき筈」〈伎・吉備大臣〉
お‐めつけやく【御目付役】
「目付役」の美化語。「政党の—」
おも‐やく【重役】
責任の重い役目。また、その役目の人。じゅうやく。「あの御方が商会の—を勤め給うと聞けども嘘のようなり」〈紅葉・不言不語〉
お‐やく【御役】
1 「御役目」の略。 2 月経をいう女房詞。
おんな‐やく【女役】
1 演劇・映画などで、女に扮(ふん)する役。女形(おんながた)。 2 女が務めるべき役。女にふさわしい役目。
か‐えき【課役】
1 仕事を割り当てること。また、割り当てられた仕事。 2 律令制で、調と役(えき)。租税と夫役(ぶやく)。かやく。
か‐やく【課役】
⇒かえき(課役)