りつ‐ぎ【律儀/律義】
[名・形動]「りちぎ(律儀)」に同じ。「—な児心をば、見ぬいた小常が侠気(おとこぎ)なり」〈逍遥・当世書生気質〉 [名]《(梵)saṃvaraの訳。身を制する意》悪や過失に陥ることを防ぐ働き...
りつ‐ご【律語】
韻律のある言葉・文章。韻文。
りつ‐せん【律旋】
「律旋法」の略。⇔呂旋(りょせん)。
りつせん‐ぽう【律旋法】
日本音楽の理論上の音階の一。宮・商・角・徴(ち)・羽(う)の五声に嬰商(えいしょう)・嬰羽の2音を加えた律の七声のこと。相対的音程関係はレ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの形になる。雅楽に用いられる音...
りつ‐ぞう【律蔵】
三蔵の一。仏教教団の戒律に関することを集めた聖典。
りつ‐ちょう【律調】
雅楽で、律旋法に基づく調子。六調子のうちの平調(ひょうじょう)・黄鐘(おうしき)調・盤渉(ばんしき)調。律。⇔呂調(りょちょう)。
りつ‐どう【律動】
[名](スル)規則的にある動きが繰り返されること。周期的な運動。また、リズム。「力強く—する」
りつどう‐てき【律動的】
[形動]動きにリズムのあるさま。リズミカル。「—な手足の振り」
りつ‐ぶん【律文】
韻律のある文章。韻文。
りつ‐りょ【律呂】
日本音楽で、律と呂の音。また、十二律・音律・音階・旋法・調子などをさす。呂律。