おもむろ‐に【徐に】
[副]落ち着いて、ゆっくりと行動するさま。「—立ち上がる」「—口を開く」 [補説]文化庁が発表した平成26年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味とされる「ゆっくりと」で使う人が44.5パー...
じょ【徐】
[常用漢字] [音]ジョ(呉) [訓]おもむろ ゆっくりしている。おもむろ。「徐行・徐徐/緩徐」 [名のり]やす・ゆき
じょ‐こう【徐行】
[名](スル)電車や自動車などが、速力を落としてゆっくりと進むこと。「安全確認のため—する」「—運転」
じょし‐たい【徐氏体】
中国の花鳥画の一様式。徐熙(じょき)・徐崇嗣(じょすうし)に始まるもので、没骨(もっこつ)の技法を特色とする野趣に富む画風。野逸体(やいつたい)。→黄氏(こうし)体
じょしゅう【徐州】
中国江蘇省北西部の都市。津浦(しんほ)、隴海(ろかい)両鉄道の交差する要地。1938年に日中の大会戦が行われ、1948年には内戦において人民解放軍が国民党軍に勝利した所。人口、行政区168万(2...
じょ‐じょ【徐徐】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 挙動が落ち着いてゆったりしているさま。「坐に復しアリスに向いて—と説き起こして曰く」〈織田訳・花柳春話〉 2 進行や変化がゆっくりしているさま。「従前の通りの...
じょじょ‐に【徐徐に】
[副]少しずつ進行したり変化したりするさま。「新体制に—移行する」
じょは‐すいみん【徐波睡眠】
睡眠状態で、脳波に大きくゆるやかな波が現れる深い眠り。
じょ‐ふく【徐福】
中国の伝説上の人物。秦の始皇帝の時代、不老不死の仙薬を求めて海を渡ったとされる。日本に漂着したともいわれ、各地に伝説が残る。
じょ‐ほ【徐歩】
[名](スル) 1 静かにゆっくりと歩くこと。「路傍の草花を観賞しながら—し去る時」〈織田訳・花柳春話〉 2 昔、節会(せちえ)の際の作法。足を普通に交互に踏み出して静かに重々しく歩く歩き方。